日本遺産「山寺と紅花」公式ツアー

ツアー概要

かつて日本の……特に女性の憧れの色だった「紅-あか-」

紅の原料の素「紅花」をめぐる、この季節に山形でしか体験できない特別な3日間。

日本遺産「山寺と紅花」のストーリーに沿って、紅花畑を見たり、紅花を実際に摘んでみたり、染料になる紅餅を作ったり、紅花を使った豪華な食事も食べられます。

様々な体験を通じて、紅花が山形にもたらしたこと、現代の紅花との関わり方、未来に向けた取り組みなどをご紹介しながら紅花について深く知ることができるツアーです。

本ツアーは、少人数制で実施し大人数では行けないスポットへご案内します。通常の旅行でも体験できないものが多数ございますので、このツアーに参加したからこそ感じられる特別なものにしていきます。

それでは、米の100倍、金の10倍の価値があった紅花の世界へ！

ツアー内のポイント

ー1日目ー

高瀬（高沢）の紅花畑

アニメ映画の舞台にもなった紅花畑。街並みに馴染む紅花の景色が懐かしさを感じさせてくれます。

山寺・立石寺

紅花交易に寄与したとされる山寺立石寺。ここで、山寺と紅花にまつわるお話しをお伺いします。

天童温泉
ほほえみの空湯舟つるや

全館畳敷の落ち着いた和モダンな雰囲気でゆったりと寛げる宿です。ずっといたくなるような心地よさで、滞在中の疲れを温泉とともに癒してくれます。

天童温泉屋台村と横丁

2020年、天童温泉街にできた横丁。8店舗が軒を連ねる横丁で、お食事をお楽しみいただきます。（1店舗目は、参加者同士で食べます。2店舗目以降は各自お楽しみください）

ー2日目ー

河北町の紅花畑

紅花染めの衣装を纏う林家舞楽を伝える、谷地八幡宮の神職である林さんが自らも紅花を育て摘み紅餅にする活動をされています。その畑で、紅花の朝摘みを行います。

紅花畑で朝ごはん

朝摘みがおわったあと、畑で朝ごはんです。紅花の若菜や乱花を使った料理の数々を、老舗食堂むら熊（中山町）の村山さんが作ってくださいます。清々しい空気の中いただく特別な朝ごはんです。

谷地八幡宮

朝ごはんの後は、谷地八幡宮へ。お祓いを受けて、正式参拝へと向かいます。神前に進みますので失礼の無いように落ち着いた色合いの服装でお参りください。

例）襟付きシャツまたはポロシャツ、チノパン、スカート、ワンピース等

紅餅づくり

谷地八幡宮の境内の中で、摘んできた紅花を洗います。黄色を抜きながら、虫や汚れをとっていきます。洗った紅花は発酵させるため、数日前に摘んで発酵させていただ紅花を使って紅餅をつくっていきます。

天童温泉
ほほえみの空湯舟つるや

2日目は、朝も早いので早めに宿に戻って休憩します。夕食は宿の中で。創作会席料理を味わいながら紅花談義に花を咲かせましょう。

ー3日目ー

白鷹町の大紅花畑

紅花生産日本一の日本の紅（あか）をつくる町「白鷹町」にある大紅花畑に行きます。壮大な景色と紅花の共演がたまりません。昔ながらの風景をお楽しみください。

深山和紙振興研究センター

高価なものだった紅餅は、和紙などで作った「花袋」に入れられ、さらにゴザなどで包み出荷されていました。ここで自ら和紙を漉く体験をします。完成した和紙は後日、紅餅と一緒にお送りし当時を感じることができればと思っています。